ここはとある駅前の交番。
時間は深夜3時、4人のおまわりさんが夜勤として働いていた。
外は雨が降っている。
しばらく続いている雨で皆ダルダルでやる気が出ない。
しかもこんな雨の日の深夜に外に出ている一般市民もいるわけはなく、事件も起こる気配がない。
暇だ。
そこで一人の警官がゴミ箱がいっぱいになっている事に気が付いた。
「ごみ箱いっぱいになってるよ!」
そういうと年上の小太りの警官が「おまえ捨てて来いよ!」と言った。
しかし外は雨。当たり前だが、誰も外に出たくない。
すると一人の警官が提案をした。
「ゼロヨンして負けたやつがごみ捨てね!」
(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-
4人の目の色が変わった!
みんなやる気のようだ。
その交番にはバイクが3台とチャリが一台。
じゃんけんで負けた人がチャリである。
結局、新米警官がチャリに乗ることになった。
深夜3時の警官4人によるゼロヨンレース。
雨の中白熱した空気とバイクの音がこだまする。
まずはチャリがスタート。
新米警官が全速力で漕いでいる。
続いてバイクが3台チャリの後を追うようにスタート。
ロータリーを回り、駅前から消えて行く。
スタートしてから数分後バイク2台に続き、チャリが帰ってきた。
チャリの到着から少し遅れて最後のバイクが帰ってきた。
結局ビリになったのは「お前捨てて来いよ!」と偉そうに言った小太りの警官。
しぶしぶ近くのコンビニにゴミを捨てに行った。
実はこれはコンビニの前で俺と友達の2人で話してときの妄想。
なんてったって、俺らの最近の趣味は妄想!俺らにかかれば何でもネタになってしまう!?
バイク3台とチャリ1台で同時に交番を出発したことと、チャリがなぜか猛ダッシュしていたこと、小太りの警官がゴミを捨てに来た事実から、2人で想像して作りあげた。
なんかとても楽しかった。
ホントにそんな会話がなされていたら、どんなに楽しい仕事だろうという話をした。
俺らのイメージはIWGPやGTOの中に出てくるような警官。
「ブレイクしちゃうよ〜!?」なんてセリフ吐いてみてぇ〜!!!
ちょっと警官になりたいと思った一日でしたw
実際はそんなことないんだろうなぁ・・・・