メイン | パーフェクトブルー »

妄想代理人



今敏のアニメ。



東京・武蔵野で起きた通り魔事件。当初は被害者・月子の狂言が疑われたが、同じような手口の犯行が続出し、いつしか犯人は「少年バット」と呼ばれはじめる。被害者たちは皆、生きることから逃げたくなるような悩みを抱えていた。謎の通り魔をめぐる、サイコサスペンスだ。

1話完結で被害者となる人々のバックグラウンドが語られ、「少年バット」に関する謎は深まっていくという仕掛け。演出や作画を含めた“語り口”がエピソードごとに異なるが、総じてレベルは高い。ただ、1回見ただけではその面白さがわかりづらいという難点も。

今監督がこれまでの作品を作る中で、陽の目を見なかったアイデアの集大成だという本作。“ぱっと見は普通の人々”に宿るよこしまな欲望や抑えられない衝動をえぐり出す、監督ならではのイジワルな視点が光る。



最初の方は凄い面白くて引きこまれたが、後半になるにつれて微妙な感じに・・・。

一話一話が関連性を持って一つの物語となっている。



6つのスピーカーから音を出して爆音で鑑賞していたら、3話で喘ぎ声から始まるシーンがあり、かなり気まずかった・・・。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://diy.fool.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/12

About

2003年10月31日 07:00に投稿されたエントリーのページです。

次の投稿は「パーフェクトブルー」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35