深夜2時、部屋でボケーっとしていると「パチッ・・・パチッ!」と奇妙な音が聞こえてきた。
俺の部屋は間接照明や、パソコン関係の電源を大量のタコ足配線でつないでいるので
発火したのかと辺りを見渡した。
異常なし。
そしてまたパチッという音。
もしやと思って窓をあけて外を見ると、最高の笑顔で手を振っている友達。
22歳になって石を投げて呼び出すとは・・・。
とりあえず部屋に案内して、話を聞いた。
テスト前日にもかかわらず1時間ほどお散歩して、うちにたどり着いたそうな。
とりあえず一緒にアメリカン・サマーストーリーという映画を見た。
この映画は大学1年の夏休みに湖畔のコテージを借りて、パーティをして
最高の思い出を作ろうという話。
深夜4時。
映画を見終わってこんな青春いいよね〜と話して、
久しぶりに青春っぽいことをしようということで、やっちまいました!
原付2ケツ。
高校生以来だった。
実は原付を買った初日に雨の中2ケツして、はしゃいだのはこの友達である。
友達の家に到着するまでの3分間、楽しかった青春時代が鮮やかによみがえった。
こうやってバカ出来るのもあと半年。
そう思うと寂しいな。