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夢と現実の間



映画を2本見た。

「アメリ」と「トゥー・ウィークス・ノーティス」



「アメリ」を見て思ったことだが、最近妄想(夢)と現実の境界線がわからなくなる時がある。

そろそろ俺もヤヴァくなってきたかな・・・・。

「トゥー・ウィークス・ノーティス」はNYの不動産王のジョージと熱血弁護士のルーシーの物語。ジョージは経営拡大のために歴史的建造物を壊し、新しいビルを建てようとする。ルーシーは歴史的建造物を守ろうとする弁護士。

あるとき二人は出会い、ルーシーは歴史的建造物を守ることを条件にジョージの会社の弁護士になる。

ところがジョージはしっかり者の彼女に頼りっぱなし。彼の子守に疲れた彼女は「2週間後にやめる」と宣言。ジョージは必死に引き止めようとする…。

そんなお話です。

ほのぼのラブコメが好きな人はきっと気に入ると思います。

面白かったけど、個人的にはアメリカン・パイのようなお下品ラブコメがすきです。



「アメリ」は私の感性がないのか、何を伝えたい映画なのかわからなかった。(共感できる部分はいくつかあったが)

空想の中でひとり遊びをしていた小さな少女アメリはそのまま大人になってカフェで働いている。ある日バスルームの壁の中から40年前その部屋の住人だった少年の宝箱を見つけ奇跡のような演出で持ち主へと届ける。

それを機に“他人を幸福にする喜び”に目覚めて密かな悪戯にひたっていくが、やがてひとりの青年に恋したことで、メルヘンの世界から現実へ踏み出す必要へと迫られていく…。

そんなお話。



俺が感じたのは人それぞれがちょっとした事に喜びを感じること。そしてその小さな喜びへの欲望が時に大きな行動を呼び起こすこと。

俺は周りの人を喜ばせる事が自分の喜びとなる。

ちょっとした事ならいいのだが、凄い喜ばせようとして、悪戯を仕掛けるとたいてい失敗する。

映画の主人公のようにうまくは行かないみたいだ。



映画の中で主人公が40年前のその部屋の住人だった少年の宝箱を見つけ、それを本人の元へ届けることができたら、何か変われそうな気がする。というシーンがあるが、そこは共感できた。

小学生の時に「この石を家まで蹴り続けて持ち帰ることができたら・・・」なんて思って蹴っていた事を思い帰させるような映画だ。

その「自分ルール」みたいなものは今でも俺の心の中で働いている。

人間は自分で負荷をかけさせる事によって成長できる生き物なんだと思う。

これからも、自分に負荷をかけて乗り越えて成長していきたい。



俺的に「アメリ」は決して面白いと言える映画ではなかったが、不思議な感覚に陥る映画だった。

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2004年09月13日 01:47に投稿されたエントリーのページです。

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