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賭け

バイトをしていた時の出来事。

深夜3時頃に現れた一人のギャル男

酔っ払ってるようで、かなり酒臭い。



そのギャル男に話かけられた。

どうやらお金をおろすことが出来ずに一文無しらしい。

「すいません。お金を貸してもらえませんか?」

と言われた。



普通に考えて見ず知らずの人にお金を貸すわけがない。

しかも酔っ払ってていかにも怪しそうなギャル男に・・・。



しかし俺の中にある小さな気持ちが芽生えた。

「この人にお金を貸してみて返ってきたら俺の中で何かが変わるかもしれない。」

そんな小学生の「この石を家までなくさず蹴って帰れたら・・・」的な発想が頭をよぎった俺は、この男にお金を貸すことにした。





自分に対するメリットは何もなく、リスクは大きい

しかし、自分に対する賭けをしたい気持ちは抑えきれなかった



普通の人なら免許証のコピーを取らせてもらったり、担保となるものを受け取ったりして、リスクを減らすことをするが、俺はそれをあえてやらない事にした。



一応相手が連絡先を書いていくというので、紙に電話番号と名前を書いてもらった。酔っ払っているためか、名前もかろうじて読めるくらいで、電話番号なんかは自分の番号にもかかわらず2回も間違えて横線が引いてある。



普通に考えたらかなり怪しい。。。

けどそこは俺の中で決めた自分ルールに従い、確認しないことにした。



とりあえず貸したのはお財布の中にあったお札全部で6000円。

明日の夕方に返しに来るそうな。



果たして帰ってくるのでしょうか・・・?

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コメント (1)

ken:

お金は大切にしたほうが・・・?

何がたっくんをそんな冒険に駆り立てたんだろう。

続きに期待。

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2004年10月25日 03:24に投稿されたエントリーのページです。

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